空き巣が嫌がる鍵について

空き巣が嫌がる鍵についてですが、玄関ドアや窓ガラスであれば1ドア2ロックが一番嫌がるでしょうね。とくに空き巣が住宅に侵入するという場合には、より短い時間で簡単に侵入できるという家を優先的に狙っています。従って、鍵が2箇所も付いている場合には、単純に見積もっても鍵を解錠するのにも2倍の時間が掛かってしまうということにもなってしまいます。そうしたことからも、住宅に空き巣が侵入するための手間どる時間を増やしてあげることが、防犯対策としてはとても効果があるといえるでしょうね。

その次に考えられることとしては、同じ鍵でもピッキングしやすい鍵もあればそうでない鍵もあります。従って、ディンプルキーといわれるようなピッキングしにくい鍵に変更することも十分効果があるでしょうね。ちなみにこのディンプルキーは、従来からのピンシリンダー錠の種類に属する鍵になるのですが、ピンシリンダー錠の場合にはシリンダー内にピンが6本1列に配列されているのが一般的なタイプになります。このピン配列された部分に鍵のギザギザ部分が接触することで、6本のピンを同時に動かすことができるために鍵が回るという仕組みになっています。

ところが、ディンプルキーの場合にはこのピン配列が1本どころか3列以上になっているので、単純に計算しても従来の3倍シリンダー内部が複雑化しているということになります。それをピッキングで解錠するということにもなると、相当難易度が高くなるでしょうね。万が一、解錠できたとしても相当な時間が掛かってしまうでしょうね。そんな難解な鍵に挑戦するような空き巣はまずいないでしょうね。そうしたことからも、補助錠を取り付けたり鍵をディンプルキーに変更するということは、空き巣が最も嫌がる鍵といえるのではないでしょうか。